日経新聞の元旦の記事に、近藤亜樹さんの記事が紹介されていました。
近藤亜樹「One Day」 人は花に思いを込める
ー思うようにいかない時もありました。たくさんの失敗や葛藤も。それはその時には「黒い点」なのですが、あとで振り返ってみると、いつの間にか線になって美しいグラデーションを作り出しています。あの時の黒い点は、自分が今いるところまで歩いてくるのに必要だったのだと気づきます。生きることも同じですね。ー
近藤亜樹さんは、私のとても好きな作家のひとりで、記事の内容を見て改めて、作品から感じる、「力強さ」、「救いの力」の源泉を感じました。
思うようにいかない時、光が見えなくなり、進む力がなくなることがあります。
「黒い点」の渦中にいるときは、黒い点でしかないけれど、長い目で見るとその黒い点があるからこそ生まれる美しい色いがある。
彼女の作品には、海の底にいる人にも届くような、そんな光を感じます。
水戸市の水戸芸術館で2025年2月から「近藤亜樹 我が身をさいて、みた世界は」展が開催されるようです。
絶対見に行こう!