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Artist

倉田悟

作家HP:https://www.kuratasatoru.com

作家経歴

Exibition

会期:2024年12月20日(金)~2025年2月2日(土) 11:00~19:00休場日

会場:小山登美夫ギャラリー京橋

展覧会HP:https://www.todabuilding.com/events-and-programs/303_241220

展覧会名:あさをまつよる

Responce

あいさつにん
あさをまつよる
かさをもつひと
きみどりのやま
からっぽのへや
くものまなざし
こどものくにで
ざっそうとひと
たいようのした
だきあうふたり
つきがみている
とりかろうじん
ねずみとくるみ
はなのなのひと
みかんのかいわ
ゆびをさすさる
ゆうこくのへや
よるのきのなか
わらいとけいれん

作家が、展覧会に寄せたテキスト。ひとつひとつに小さなお話しあるようなないような。全体で何かが見えるような見えないような。面白い文章です。

展覧会もとても面白かったです。

自分がそこにいるようないないような。

シリアスなようなユーモラスのような。

決して対義的だったり、極端だったりはしない。でもどこか相反する何かが同居している不思議な絵。

星新一のショートショートの世界みたいに、一枚一枚の小さなストーリーを感じる。

漫画でいうと「 、、、。」と吹き出しが出てそうな登場人物たち。

何か具体的なことを考えているわけではない。もわっとした気持ちを感じる。

特に「こどものくにで」はとっても愛らしくて、素敵な絵でした。

2021年に六本木の小山登美男ギャラリーでやっていた展覧会からすっかりファンになった倉田悟さん。

また展覧会があれば、是非見に行こうと思います。