Boki Art のサイトをご覧いただきありがとうございます。
このサイトは、 簿記を楽しみながら学ぶサイトです。
サイトオーナーの私は、今は経理のお仕事をしていますが、少し変わった経歴の持ち主です。
・30歳まで ドイツの美大で芸術家を目指して活動
・46歳まで 日本の会社に就職し、営業、サービス企画・運営などに従事
・47歳から サービス企画・運営をしながら経理に従事
簿記を始めたスタートとしてはかなり遅いです。
簿記の世界は専門用語で溢れています。
「一見さんお断り」の世界です。
1時間MTGをした後に、「今日は何の話してた??」と思うこともしばしば(というか大体そう)
とりあえずなんか覚えてる単語調べとこ。そんな日々でした。
このサイトに興味を持ってくれた方はおそらく、リスキリングで簿記、経理、会計の世界にチャレンジしてみたいと思っている人や、簿記の試験を受けようとしている人だと思います。
Boki Artは、「一見さんウエルカム」のサイトです。
私も簿記3級、2級のテストは専門学校に通っていました。
非常によくできたカリキュラムで、問題の解き方、答えの出し方を教えてくれました。
しかし、テスト前に総合問題をやると、「この問題、どの授業で習った解き方で解けばいいやつ??」となって、何もわかってないことに気づき愕然とした覚えがあります。
目の前の敵が、どんな敵かわからないので、習ったどの武器で倒して良いかわからない。
総合問題を前にして、何をして良いかわからず、ポツンと立ち尽くしながら思いました。
「こいつ誰だっけ。。」

授業の時はスラスラ解けたのに、何で今は全く解けないんでしょう??
学校では、目の前の敵がどんな敵かわかっている状態で、この武器で倒そうね。と「お膳立て」がされてるんです。
そうなんです。あの授業料は「お膳立て代」なんです。
自分に勝てる力がついたわけではなく、勝つ経験をさせてもらえただけです。
(だから学校に通うと挫折はしにくいです。)

しかし、試験でも試験の先の仕事でも、お膳立ては誰もしてくれません。
自分の「お膳立て」は自分でする必要があります。
このサイトでは、「お膳立て」なしでも、ちゃんと自分で敵を見て、自分で倒し方を導き出せることを目的としています。
その為、このサイトでは「問題の背景や考え方」を中心に記載してきます。
「問題の背景や考え方」が分かれば、自ずと倒すための武器や作戦も自分で考えることが出来るようになるからです。
簿記の世界は、挫折することも多い世界だと思いますが、自分で考えて道を開く喜びを感じることが出来れば、今よりももっともっと楽しくなると思います。
このサイトが、皆様の新たな一歩の一助になれば幸いです。